ジェイドン・サンチョ【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのチェルシーが、ドルトムントに所属するイングランド代表FWジェイドン・サンチョの獲得に動くことになりそうだ。英メディア『ミラー』などが現地時間の5日に報じた。
国際サッカー連盟(FIFA)は今年2月、チェルシーが18歳未満の選手の国際移籍に関する規定に違反したとして、同クラブに補強禁止処分を言い渡した。今夏の移籍市場と来年1月の移籍市場に適用され、チェルシーが次に新たな選手を獲得できるのは来年夏の予定である。
だが、チェルシー側はこの処分を不服としFIFAに対して異議申し立ての文書を提出。それが今年5月に棄却されたため、チェルシーはスポーツ仲裁裁判所(CAS)に上訴している。このことに関して、現地時間11月20日に審議されると報じられている。
もし、このチェルシーの訴えが認められ、来年1月の補強禁止処分が撤回されれば、チェルシーは補強に動ける。その場合、サンチョの獲得に乗り出すという。
英メディア『テレグラフ』によると、チェルシーは1億5000万ポンド(約210億円)を費やし、サンチョを獲得しようとしているという。果たして、チェルシーはイングランド期待の若手を獲得することになるのだろうか。
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