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世界のトッププレイヤー能力値ランキング。今季大怪我に泣かされている世界的プレーヤー達がランクイン!Fチャン編集部が選定(71位〜75位)

リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのものを参考)。

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

75位:バルセロナの万能型DF

セルジ・ロベルト

セルジ・ロベルトの能力値や昨季リーグ戦結果、市場価値など【写真:Getty Images】

DF:セルジ・ロベルト(スペイン代表/バルセロナ)
生年月日:1992年2月7日(27歳)
昨季リーグ戦成績:36試合2得点10アシスト
市場価格:5000万ユーロ(約60億円)

 DFセルジ・ロベルトは本職であるRSBだけでなくRMFやCMFでプレーすることが出来る器用さを持っている。もともとバルセロナの下部組織では中盤でプレーをしており、RSBにコンバートされたのはトップチーム昇格以降になる。そして今シーズンのリーグ戦10試合を消化した時点で9試合に出場、5試合がCMF、4試合がRSBでプレーしている。

 ロベルトの能力値を見てもバランスが取れているのがわかる。攻守において欠点が少ないためポジションを変えても活躍出来るわけだが、特にロベルトの能力が発揮されるのは自らボールを持っている時だろう。能力値を見てもドリブルとパスはどれも高水準なのがわかる通り、ドリブルで持ち運ぶと相手のディフェンスラインを切り裂くスルーパス、質の高いクロスを供給する。昨シーズンは10アシストを記録するなど、その能力が十分に発揮されているのがわかる。またディフェンスも言うまでもなく巧みで、対人の勝負やインターセプトの能力は高い。攻守において貢献できるが故に複数のポジションをこなせるのだ。

 現代サッカーでは複数のポジションでプレー出来るユーティリティーある選手が求められている。その点で言えば、ロベルトの存在はバルセロナのオプションを増やしてくれる貴重な存在だ。役割が異なるポジションで、どのような活躍をしてくれるだろうか。注目だ。

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