エリク・テン・ハーグ監督【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンが、アヤックス指揮官の引き抜きに動き出したようだ。4日、ドイツ『スカイ』が伝えている。
バイエルンは現地時間3日にニコ・コバチ監督の解任を発表した。ドイツの絶対王者がシーズン途中に監督交代を決断したことで、各国メディアがその後任候補を挙げている。これまでにジョゼ・モウリーニョ氏やマッシミリアーノ・アッレグリ氏、アーセン・ヴェンゲル氏といった、現在フリーの名将たちの名前が出た。
しかし、バイエルンの真の狙いは違うのかもしれない。『スカイ』によると、バイエルンは現在アヤックスを指揮しているエリク・テン・ハーグ監督とコンタクトを取ったとのことだ。
49歳のテン・ハーグは2017年からアヤックスを指揮。昨季のチャンピオンズリーグでベスト4まで勝ち進むなど、大きな功績を残している。選手時代はオランダ国内を出た経験がないものの、指導者としては2013年から2015年にかけてバイエルンのリザーブチームを担当していた。
ただし、テン・ハーグ監督を即座に引き抜くことはできないかもしれない。『スカイ』によると、2022年までアヤックスとの契約があるテン・ハーグ監督は、少なくとも今季終了までは動く意思がない模様だ。
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