バイエルン監督を解任されたニコ・コバチ氏【写真:Getty Images】
ドイツ1部のバイエルン・ミュンヘンは3日、トップチームを率いていたニコ・コバチ監督の解任を発表した。新監督候補として様々な名前が各国メディアで取りざたされている。
ブンデスリーガ7連覇中の絶対王者バイエルンは今季も第6節時点で首位に浮上し、チャンピオンズリーグでも連勝を飾るなど順調なスタートを切っていた。だが第7節ホッフェンハイム戦での初黒星に続いて、2日に行われた第10節フランクフルト戦では1-5の屈辱的大敗。リーグ4位に後退した状況で監督交代の決断を下した。
今後はアシスタントコーチのハンジ・フリック氏が暫定監督として指揮を執ることも発表されている。一方でクラブは、新たな正式監督を探すことになりそうだ。
解任から一夜明けた4日、独紙『ビルト』ではバイエルンの新監督候補として5人を挙げた。フリック氏のほか、元ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ氏、元アーセナルのアーセン・ヴェンゲル氏、現アヤックス監督のエリク・テン・ハーグ氏、レッドブル社でスポーツ部門代表を務めるラルフ・ラングニック氏の5人だ。
マンチェスター・ユナイテッドやチェルシーの元監督であるジョゼ・モウリーニョ氏も多くのメディアで候補として言及されている。モウリーニョ氏とアッレグリ氏の2人が有力候補だと伝えるメディアも多い。アーセナルの新監督候補とも噂されるモウリーニョ氏だが、バイエルンの指揮に関心を示している様子であることも以前からたびたび報じられていた。
英紙『スタンダード』などによれば、ブックメーカーの予想では新監督就任が特に有力視されているのはラングニック氏やモウリーニョ氏だという。前人未到の8連覇達成に向けてバイエルンが選ぶ新指揮官は誰になるのだろうか。
【了】