ハビエル・アギーレ氏【写真:Getty Images】
リーガエスパニョーラ1部のレガネスの新監督に、元日本代表監督のハビエル・アギーレ氏が就任する可能性が高くなっているようだ。スペイン『マルカ』『アス』などが報じている。
リーガで現在最下位に低迷しているレガネスは、先月21日にマウリシオ・ペジェグリーノ前監督が辞任。ルイス・センブラノス氏が暫定監督として指揮を執っているが、その後も苦戦が続いている。3日にはMF乾貴士も先発したエイバルと対戦し、ホームで1-2の敗戦に終わった。
スペインメディアの報道によれば、チームの立て直しに向けた新監督としてレガネスはアギーレ氏との交渉を進めているようだ。4日にも就任が決定するとみられており、8日に行われるレアル・ソシエダ戦が初陣となる見通しだと報じられている。
メキシコ出身のアギーレ氏は現在60歳。メキシコのパチューカやメキシコ代表などを率いたあと、スペインではオサスナ、アトレティコ・マドリー、レアル・サラゴサ、エスパニョールで合計10年以上にわたって監督を務めた。
2014年7月には日本代表監督に就任したが、翌年1月のアジアカップを準々決勝敗退で終えたあと、八百長疑惑によるスペインでの訴訟問題により契約を解除する結末となった。その後はUAEのアル・ワフダを経て昨年夏にエジプト代表監督に就任。今年7月に自国開催のアフリカ・ネーションズカップ2019で早期敗退に終わり解任されていた。
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