本田圭佑【写真:Getty Images】
オランダ1部のフィテッセを率いるレオニド・スルツキ監督は、同クラブの練習に参加する元日本代表MF本田圭佑との正式契約を熱望しているようだ。オランダ『FOXスポーツ』『NOS』などが同監督のコメントを伝えている。
新たな所属クラブが決まらず、SNSを通しての“就職活動”を行っていた本田は、フィテッセのトレーニング参加が決まったことを先日ツイッターで報告。CSKAモスクワに在籍していた際の恩師であるスルツキ監督から救いの手が差し伸べられる形となった。
フィテッセは現地時間3日に行われたエールディビジ第12節の試合でエメンと対戦し、1-2の敗戦に終わった。その試合後に本田についてコメントしたスルツキ監督の言葉をオランダメディアが伝えた。
「彼は33歳だが、非常にプロ意識が強い。私は彼のクオリティーを疑ってはいない」とスルツキ監督。正式に加入すれば「双方にとって良いステップ」になるとして、「我々は彼の決断を待っている」「ボールは彼に委ねられている」と述べ、正式契約は本田側の決断次第だとしている。
本田は2008年1月にオランダのVVVフェンロに加入して国外挑戦をスタートさせ、2010年1月にCSKAへ移籍するまでプレーしていた。約10年ぶりに再びオランダのピッチに立つことになるのだろうか。
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