バイエルン監督を解任されたニコ・コバチ氏【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンは現地時間3日、ニコ・コバチ監督の解任を発表した。
カール=ハインツ・ルンメニゲCEOは「ここ数週間のチームのパフォーマンス及び試合結果が対策を講じなくてはならない事を示した」と解任の理由を説明した。
バイエルンは2日に行われたブンデスリーガ第10節でフランクフルトに1-5の大敗を喫した。翌日にルンメニゲCEOの他、ウリ・ヘーネス会長、ハサン・サリハミジッチSD(スポーツディレクター)そしてコバチ監督の4名で話し合いの場が設けられ、解任が決定したようだ。
コバチ監督は2018年夏からバイエルンを率いた。就任1年目でリーグとドイツ杯(DFBポカール)の2つのタイトルを獲得した。しかし今季はリーグ戦10試合を消化した時点で5勝3分け2敗で4位と現在リーグ7連覇中の強さを見せることが出来ていない。
なお、新監督が決まるまではアシスタントコーチのハンジ・フリック氏が暫定監督として指揮を執ることも併せて発表された。バイエルンは6日にオリンピアコスと、9日にはボルシア・ドルトムントと対戦することが決まっている。
【了】