ヤヤ・トゥーレ【写真:Getty Images】
中国2部の青島黄海に所属する元コートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレは、キックオフからわずか10秒後に相手選手を蹴って退場処分を受けた。英紙『ミラー』などが伝えている。
マンチェスター・シティなどで長年にわたって活躍してきたヤヤ・トゥーレは現在36歳。昨年12月にギリシャのオリンピアコスを退団し、そのまま引退の可能性も噂されたが、今年7月に青島黄海に加入することが決まった。
ヤヤ・トゥーレの加入時点で中国2部首位に立っていた青島黄海はそのまま順調な戦いを続け、1試合を残してクラブ初の中国スーパーリーグ(CSL)昇格を決定。2日に行われた最終節の試合ではホームに凱旋して昇格を祝った。
だが南通支雲と対戦した最終節の試合で、ヤヤ・トゥーレは開始直後に自陣内に攻め込んできた相手選手の一人に背後からキック。VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の判定により一発レッドカードを受けることになった。
現時点でヤヤ・トゥーレは来季の契約を交わしておらず、契約の更新もしない見通しだと伝えられている。記録的なスピード退場が中国でのラストマッチに、そして今後の決断次第では現役ラストマッチになる可能性もあるかもしれない。
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