ブレーメンの大迫勇也【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガ第10節のブレーメン対フライブルク戦が現地時間2日に行われ、2-2の引き分けに終わった。ブレーメンの日本代表FW大迫勇也は先発で出場し、1アシストを記録している。
カップ戦に交代出場して負傷からの復帰を果たした大迫は、リーグ戦で久々の先発に復帰。前半9分にはさっそく持ち味を発揮し、中盤で相手を背負っての反転からFWミロト・ラシカへの絶妙なスルーパスで先制点を演出した。
独誌『キッカー』は、「大迫の復帰はすぐに功を奏し、クレバーなパスでラシカを走らせた」とその貢献に言及。『南ドイツ新聞』でも「長期負傷から復帰した日本人は良い形で試合に入ることができた」と伝えている。
ドイツ『ダイヒシュトゥーベ』では大迫に「2.5」と高めの採点(ドイツでは1から6までで数字が低いほど高評価)。「最初の数分はぎこちなかったが、ブレーメンの攻撃陣に好影響をもたらすことはすぐに分かった。ラシカの1-0のゴールをお膳立てし、良いチャンスもあった」と評しつつ、「まだ試合勘が不足していることが分かるプレーもあった」と述べている。
一方、独紙『ビルト』では大迫の採点は「4」と低め。終了間際のフライブルクの同点シュートをセーブしそこねたGKジリ・パブレンカに「5」の最低点をつけ、大迫はそれに次いで採点の選手の一人となっている。
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