【写真:Getty Images】
明治安田生命J2リーグ第39節の大宮アルディージャ対柏レイソル戦が2日に行われ、ホームの大宮が2-1で勝利を収めた。
J2首位を走り続けてきた柏は、前節の勝利で昇格決定に“王手”。大宮との上位対決に勝利を収めれば、2位モンテディオ山形と3位横浜FCの結果次第で今節でのJ1復帰決定の可能性もあった。
その柏は前半3分、幸先よく先制点を奪うことに成功。左サイドに抜け出した瀬川祐輔が鋭いクロスを入れ、中央でマテウス・サヴィオが合わせて押し込んだ。
だが大宮も42分、奥抜侃志がゴール前に持ち込み、GKをかわして右足で同点ゴール。さらにその2分後にも茨田陽生が決めて前半のうちに逆転すると、後半には両チームともに得点なく、大宮が大一番を制した。
この結果、今節で柏が昇格を決めることはなくなった。未消化試合をひとつ残す大宮は山形と横浜FCを上回って2位となり、混戦の自動昇格争いをリードする位置に浮上している。
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