日テレ・ベレーザ【写真:Getty Images】
なでしこリーグ1部の最終節となる第18節の全5試合が2日に開催された。全日程を終え、日テレ・ベレーザが5連覇となる優勝を確定させている。
前節を終えた時点でベレーザは勝ち点39を獲得し、2位の浦和レッドダイヤモンズレディースは勝ち点36。得失点差で大きくリードするベレーザは優勝を濃厚としながらも、数字上の決定は最終節にまで持ち越されていた。
ベレーザは最終節の試合ではマイナビベガルタ仙台レディースとアウェイで対戦し、FW小林里歌子のハットトリックとMF長谷川唯の1得点により4-0で快勝。浦和も勝利を収めたが届かず、ベレーザの優勝が決まった。3位にはINAC神戸レオネッサが続いている。
ベレーザはこれで2015年から5年連続の優勝。1990~93年および2005~08年に自クラブが達成していた4連覇の記録を上回り、日本の女子サッカーリーグで初の5連覇となった。
得点王にはベレーザのFW田中美南が輝いた。最終節は出場せず無得点に終わったが、自己最多の20得点で4年連続となる得点王のタイトルを獲得している。
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