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英2部ダービー、交通事故で1年以上離脱の主将を解雇。同僚らとともに飲酒運転

text by 編集部 photo by Getty Images

リチャード・キーオ
リチャード・キーオ【写真:Getty Images】

 イングランド2部(チャンピオンシップ)のダービー・カウンティは30日、キャプテンを務めていたアイルランド代表DFリチャード・キーオとの契約を解除したことを発表した。英紙『テレグラフ』など複数メディアが伝えている。

 キーオは今年9月24日、チームの親睦会を終えたあと一部のチームメートとともに夜遅くまで飲み続け、その帰途に交通事故に巻き込まれた。前十字じん帯および内側側副じん帯の負傷により、最大で15ヶ月の離脱とも見込まれる大怪我を負っている。

 運転していたウェールズ代表FWトム・ローレンスと同乗していたFWメイソン・ベネットの2人は飲酒運転により逮捕・起訴された。両者は法廷で罪を認め、180時間の社会奉仕活動を義務付けられるとともに、2年間の免許停止に。一方でクラブからは、契約上定められた最大限の罰則として6週間分の給与を没収された。

 だがキーオは他の2人とは異なり、クラブから事実上の解雇を言い渡された。英メディアの報道によれば、罰則としての給与カットを拒んだことによる結果のようだ。「重大な違反行為により契約を即時解除する」とクラブの声明は述べている。

 現在33歳のキーオは2012年にダービーに加入し、7年あまりで公式戦356試合に出場。2度のクラブ年間最優秀選手に選ばれ、昨季も選手投票による年間MVPに選出されていた。ダービーとの契約は2021年まで残していた。

【了】

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