バルセロナのジェラール・ピケ【写真:Getty Images】
バルセロナの選手たちは、今年の夏の移籍市場でパリ・サンジェルマン(PSG)のFWネイマールが復帰することを強く希望し、そのために自分たちの契約内容変更に応じる意思も示していたという。DFジェラール・ピケがスペイン『カデナ・セール』に語った。
ネイマールは2017年夏にバルサからPSGへ移籍。今夏にはバルサへの復帰や、宿敵レアル・マドリーへの移籍の可能性が盛んに取りざたされていたが、どちらも実現することはなくPSGに残留した。
「(ジョゼップ・マリア・バルトメウ)会長に提案したのは、もし僕らが契約を変更する必要があるのならそうするということだ」とピケは語る。ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)を遵守しつつネイマールをチームに加えるため、クラブが今季の出費を抑制する必要があるのなら、「今年支払われる分(の給与)を2年目や3年目、4年目に移しても構わない」と選手たちは提案したとのことだ。
「僕らはみんな最後までクラブと協力してやっていきたいと思っていた。クラブにそういう問題がなくなるように僕らが助けられるならそれで良かった」とピケは選手たちの思いを代弁している。
先日にはFWリオネル・メッシも、ネイマールのバルサ復帰を強く望んでいたと話していた。今季はPSGでプレーを続けることになったネイマールだが、今後再びスペインへの復帰へ動くのではないかとも予想されている。
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