スペイン代表のセルヒオ・ラモス【写真:Getty Images】
スペイン五輪代表を率いるルイス・デ・ラ・フエンテ監督は、レアル・マドリーのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスを来年の東京五輪メンバーに招集することに乗り気な様子を見せている。スペイン『20ミヌートス』のインタビューに語った。
S・ラモスは先日、東京五輪への出場に関心を持っているとスペインメディアで報じられた。本人もそれが事実であることを認め、「五輪に呼ばれれば誰も断ることはできない」とコメントしている。
現在33歳のS・ラモスは、五輪に出場するとすれば当然ながらオーバーエイジ(OA)枠での出場となる。デ・ラ・フエンテ監督はメンバー選考について、「最高の選手たちであるべき」だとし、OA枠も有効に活用する考えを示している。
その上で、S・ラモスが出場への意欲を見せていることについては「彼のような選手が招集に応じようとしてくれるのは光栄だ」とコメント。S・ラモスは「世界最高の選手の一人」であるとして、招集に前向きな姿勢を示した。
だがスペイン代表がEURO2020で勝ち進んだとすれば、その後すぐに開催される東京五輪にも参加することで、ほとんどオフの期間がなくなってしまうという日程上の問題もある。果たしてS・ラモスは日本で金メダルを目指す戦いに参加するのだろうか。
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