バルセロナのリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
リーガエスパニョーラ第11節のバルセロナ対バジャドリー戦が現地時間29日に行われた。バルセロナのFWリオネル・メッシはこの試合で、キャリア通算50本目となる直接FKからのゴールを決めている。
メッシは2-1のリードで迎えた前半34分、エリア手前右側から左足での鮮やかなシュートをゴール右隅に突き刺した。後半にももう1点を挙げたメッシは合計2得点2アシストの活躍で、バルサを5-1の快勝に導いた。
クラブの発表によれば、メッシはこの日のゴールにより直接FKからの得点がキャリア通算50点となった。バルサでは44点、アルゼンチン代表では6点を記録している。
キャリア初のFKゴールを決めたのは2008年のアトレティコ・マドリー戦。ここ数年は特にFKからの得点数が増え、昨季はバルサでキャリア最多となる8本を決めていた。
過去5年間の欧州5大リーグに限れば、メッシのFK得点数は他の選手を圧倒している。スペインのデータ専門家ミスター・チップ氏によれば、過去5年間のリーグ戦でメッシは20本のFKを決めており、2位のミラレム・ピアニッチ(9本)の2倍以上だという。
だがそれでも、サッカー界の歴代トップ10にはまだ届いていない。歴代最多のFK得点数記録はリヨンなどで活躍したジュニーニョ氏の77本。ペレ氏やロナウジーニョ氏、デイビッド・ベッカム氏、ディエゴ・マラドーナ氏、ジーコ氏なども60本以上を決めている。
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