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UEFAが人種差別行為のブルガリアを処分。EURO予選最終節は無観客試合に

text by 編集部 photo by Getty Images

EURO2020予選
EURO2020予選【写真:Getty Images】

 欧州サッカー連盟(UEFA)が29日、人種差別行為を行なったブルガリアに対する処分を発表。

 事の発端は、現地時間14日に行われたEURO2020予選グループリーグA組のブルガリア代表対イングランド代表の試合において、一部のブルガリアファンがナチスの敬礼やイングランドの選手を侮辱するチャントを歌ったことにある。この騒動を受けて、ブルガリアサッカー連合のボリスラフ・ミハイロフ会長が辞職し、ブルガリア代表を率いていたクラシミール・バラコフ監督が辞任している。

 UEFAはブルガリアサッカー連合に対し、人種差別行為による7万5000ユーロ(約777万円)の罰金と、国歌斉唱を妨害したことによる1万ユーロ(約100万円)の罰金処分。さらに、ホームゲームにおける2試合の無観客試合を命じている。

【了】

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