鎌田大地【写真:Getty Images】
フランクフルトに所属する日本代表FW鎌田大地の好調の要因を28日付けの独誌『キッカー』が分析している。
鎌田は現地時間27日に行われたブンデスリーガ第9節ボルシア・メンヒェングラッドバッハ戦でチームは2-4で敗れたが、2アシストと活躍した。24日のヨーロッパリーグ対スタンダール・リエージュ戦でも2アシストを記録した鎌田は不動のレギュラーとして今季18試合に出場している。
この活躍について『キッカー』は昨季の経験が役に立っていると分析する。ベルギー1部シント=トロイデンにレンタルでプレーしていた鎌田は公式戦36試合で16得点9アシストと大活躍を見せた。本人も「(ベルギーでの経験が)私を自由にさせたし、助けてくれている」と同紙の取材で語るなど昨季の経験の大きさを強調している。
なおピッチ外での変化もピッチ内の活躍と共に指摘している。「彼はたくさん笑顔を見せるようになったし、心を開いている」とアディ・ヒュッター監督は語り、人間的な成長も一役買っているとようだ。
技術的な部分だけでなく精神的な面でも大人になった鎌田はフランクフルト攻撃陣を引っ張る存在になっている。日本代表でも活躍が期待される23歳の更なる成長に期待だ。
【了】