U-17日本代表が白星発進【写真:Getty Images】
ブラジルで開催されているFIFA U-17ワールドカップ・グループリーグD組第1節の日本対オランダ戦が現地時間27日に行われた。U-17日本代表は欧州王者であるオランダに対して3-0の快勝で最高のスタートを切ることに成功している。
日本は前半34分、FW西川潤からのスルーパスを受けたFW若月大和のゴールで先制。69分にも再び西川のパスから若月が決めてリードを広げ、77分にはオランダのハンドで獲得したPKを西川が成功させた。
国際サッカー連盟(FIFA)公式サイトは、アジア王者である日本が「チャンピオン同士の戦いに快勝」と試合について伝えた。「相手より多くのゴールチャンスを生み出し、勝利にふさわしかった」「納得の勝利で資質を示した」と日本の戦いぶりを称えている。
開催国ブラジルの『グローボエスポルチ』は「日本がオランダにサプライズ勝利」と報道。「試合前には欧州王者に期待が集まっていたが、ピッチ上でのストーリーは違った。スピードのあるサッカーでアジアのチームが優勝候補を粉砕した」と述べている。
一方、対戦相手のオランダメディアは予想外の敗戦に落胆を示している。「日本は欧州王者に対して終始試合を支配していた。若月大和が大きな存在だった」と『NU』は記述。『NOS』は「パスミスが多すぎて動きが少なかった。不安な戦いぶりだ」とペーター・ファン・デル・フェーン監督の試合後のコメントを伝えた。
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