シント=トロイデンのシュミット・ダニエル【写真:Getty Images】
ベルギー1部リーグ第12節のシント=トロイデン対ヘント戦が現地時間27日に行われ、0-0のスコアレスドローに終わった。シント=トロイデンに所属する日本人選手3人が出場している。
GKシュミット・ダニエルは11試合連続となる先発フル出場。FW鈴木優磨も2試合ぶりに先発してフル出場を果たした。FW伊藤達哉は78分からの交代で出場している。なお、ヘントのFW久保裕也はベンチ入りしたが出場しなかった。
ここ3試合で11失点を喫し、守備面で苦戦の続いていたシント=トロイデンだが、この試合は4試合ぶりのクリーンシート。ベルギーメディア『スポルザ』ではシュミットをこの試合のマン・オブ・ザ・マッチに選んだ。「奇跡を演じる必要はなかったが、いくつかの堅実なセーブで難しい場面を耐え抜いた」と評している。
ベルギー『HLN』や『voetbalbelgie』もシュミットを無失点の立役者として称賛するとともに、試合後の同選手のコメントを伝えている。「自分のパフォーマンスには満足しています。勝てるチャンスもありましたが、(相手GK)トーマス・カミンスキも良かったですね」と試合を振り返った。
「大敗が続いて、今週は戦術面を特にしっかり練習してきました。クロスへの対応に取り組んできて、より堅実な戦いをして結果を出すことができました」とシュミット。「ファンがチームを後押ししてくれています」とホームの観客にも感謝を示した。
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