トッテナムのソン・フンミン【写真:Getty Images】
トッテナムに所属する韓国代表FWソン・フンミンの獲得に向け、イタリアのビッグクラブが争うことになるかもしれない。ユベントスとナポリの2クラブが関心を示していると英紙『エクスプレス』が27日付で伝えた。
ソン・フンミンはトッテナムで主力として活躍を続けており、昨季はチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出にも大きく貢献してクラブ年間MVPに選出された。アジア人としては12年ぶりとなるバロンドールの候補入りも成し遂げている。
ユベントスは来年1月と来夏の移籍市場にさらなる新戦力を加えることを計画し、ソン・フンミンに注目の目を向けていると英紙は伝えている。トッテナムと2023年までの契約を残す韓国代表を引き抜くためには巨額の移籍金が必要となることも見込まれている。
以前にはマンチェスター・ユナイテッドもソン・フンミンを補強のターゲットにしていたという。だがユナイテッドが来季CL出場権獲得に苦戦することが見込まれる現状では、ソン・フンミンにとって「イタリアへの移籍の方がはるかに魅力的かもしれない」と英紙は述べている。
ソン・フンミンの代理人ティース・ブリーマイスター氏は先日、同選手のナポリへの移籍の可能性に言及。「ソンはイタリアのことを気に入っている」とイタリアメディアにコメントし、「サッカーに絶対ということはない。どうなるかは分からない」と話していた。
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