バイエルン・ミュンヘンのトーマス・ミュラー【写真:Getty Images】
インテルはバイエルン・ミュンヘンに所属するFWトーマス・ミュラーに興味を示しているようだ。24日付けの独誌『キッカー』が報じている。
同誌はインテルが30歳のミュラーに対し強い関心を寄せていると伝えている。なお同クラブは今夏の移籍市場でもミュラー獲得を計画していた模様だ。
インテルはチリ代表FWアレクシス・サンチェスが足首の怪我で手術を行い戦列復帰には約3ヶ月が必要とされている。チームにはロメル・ルカクとラウタロ・マルティネスがいるが、長いシーズンを考えると2選手のバックアップは必要と考えており、ミュラーに注目しているようだ。
今季のミュラーはバイエルンで苦しいシーズンを送っている。バルセロナからレンタルで加入したフィリペ・コウチーニョのバックアップとしての役割を担っているミュラーは公式戦12試合に出場するも、フル出場は1試合となっている。
現状に不満を抱いているとされるミュラーはクラブに対し今冬の移籍を志願したと9日の『シュポルト・ビルト』報じていたが、14日付けの独紙『ビルト・アム・ゾンターク』では「トーマスのバイエルンの関係に傷は一切ついておらず、クラブの重要な一部であり続ける。彼は模範だ」と話すバイエルンのカール=ハインツ・ルンメニゲCEOのコメントを掲載した。
2008年のデビューからバイエルン一筋497試合に出場するミュラーが今冬にクラブを去ってしまうことになるのだろうか。
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