リバプールはヘンクに4-1で勝利したが…【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)グループリーグE組第3節のヘンク対リバプール戦が現地時間23日に行われ、アウェイのリバプールが4-1の勝利を収めた。この試合を観戦に訪れるはずだった2人のリバプールファンの“失態”が話題となっている。英紙『デイリー・メール』などが伝えた。
試合が開催されたのはベルギー北東部に位置するヘンクのホームスタジアム。だが英国のロンドンとレスターから試合観戦のためベルギーを訪れたロブ氏とリー氏の2人組は、北西部の「ヘント」へと向かってしまった。
ヘンク(Genk)とヘント(Gent)は都市名が似ているだけでなく、どちらの町にもベルギー1部の有力クラブがあり、日本のファンにとっても混同しやすい存在だと言える。英国ファンにとってもそれは変わらないようだ。
2人はヘントに到着したあと、レストランでヘントファンのウェイターから指摘を受けて間違いに気がついたが、その時にはもうキックオフ30分前だったという。車で約2時間の距離のヘンクへ向かうことは不可能であり、ヘントのカフェで泣く泣くテレビ観戦したとのことだ。
2人がこの話をSNSに投稿すると、ベルギーメディアの報道にヘントの公式アカウントが反応。24日にヘントのホームで行われるヨーロッパリーグのヴォルフスブルク戦に2人を招待しつつ、「それからベルギーの地理について授業をしよう」とコメントしている。
【了】