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リーベル・プレートが決勝進出。3000人体制の厳重警備も…喜びの輪に乱入者

text by 編集部 photo by Getty Images

リーベル・プレート
リーベル・プレート【写真:Getty Images】

 コパ・リベルタドーレス準決勝2ndレグの試合が現地時間22日にアルゼンチンの首都・ブエノスアイレスで開催された。昨年の事件を受けて約3000人の厳重警備が敷かれたが、選手に抱きつく者が現れたと22日にアルゼンチンメディア『メディオティエンポ』が報じている。

 2018年11月に行われたコパ・リベルタドーレス決勝でも両チームは対戦したが、リーベルの過激派集団がボカのチームバスを襲撃して選手に怪我人が発生するなど大きな問題に発展していた。その事件を受けて、今回は50台のバイクと2機のヘリコプターを含む約3000人の警察がチームバスを先導し、地上と上空から監視しながらスタジアムに到着。スタジアム内でも厳重な警備が敷かれていた。

 ボカが1-0の勝利をおさめたものの、2戦合計2-1としたリーベル・プレートが決勝戦に進んでいる。試合後、リーベル・プレートの選手たちはお互いに抱き合って喜びを分かち合った。

 同メディアによると、突如として一人の警備員が輪の中に加わったという。ルーカス・プラットやマティアス・スアレスと肩を組む様子がカメラにおさめられた。両選手ともに跳ね除けることはせず、警備員と喜びを分かち合う様子が映し出されている。後日、警備員は解雇された。

 なお、決勝戦の相手はブラジル1部のフラメンゴ。準決勝でグレミオと対戦し、2戦合計6-1で破って決勝進出を果たした。優勝チームは、南米王者としてクラブワールドカップに参戦することになる。

【了】

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