パリ・サンジェルマン【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)は、チャンピオンズリーグ(CL)のグループリーグで3試合を残して決勝トーナメント進出を決めるという“大会史上初”の快挙を成し遂げることができるかもしれない。欧州サッカー連盟(UEFA)公式サイトが伝えている。
今大会のPSGはここまで2戦2勝。大会初戦でレアル・マドリーに3-0の快勝を収め、続く第2戦でもガラタサライとのアウェイゲームを1-0で制した。
同じグループではPSG以外に白星を挙げたチームはなく、第1節のクラブ・ブルージュ対ガラタサライ戦、第2節のマドリー対クラブ・ブルージュ戦はいずれもドローに終わった。これにより、PSGに史上最速でのグループ突破確定のチャンスが生まれている。
現地時間22日に行われる第3節の試合でPSGがクラブ・ブルージュに勝利を収め、ガラタサライ対マドリー戦が引き分けに終わったとすれば、PSGは勝ち点9、その他の3チームは全て勝ち点2となる。残り3試合でいずれかの1チームがPSGを上回ることは可能だが、2チームが同時にPSGを上回ることはなくなるため、PSGの2位以内が確定する。
UEFAによれば、ヨーロッパリーグでは2011/12シーズンにスポルティングCPが3試合を残してのグループ突破を決めた例があったが、CLでは前例のないことだという。PSGは新たな歴史を生み出すことができるだろうか。
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