パトリス・エブラ氏【写真:Getty Images】
元フランス代表DFのパトリス・エブラ氏は、古巣であるマンチェスター・ユナイテッドでの何らかの役職就任に向けた交渉を行っていることを明らかにした。英『スカイ・スポーツ』のインタビューに語っている。
現在38歳のエブラ氏は2006年1月から8年半にわたってユナイテッドに在籍し、5回のプレミアリーグ優勝や2009年チャンピオンズリーグ優勝などに貢献。昨年夏にウェスト・ハムを退団して1年間をフリーで過ごした後、今年7月に現役引退を表明した。
そのエブラ氏は、ユナイテッドへの復帰に向けた交渉を行っていることを明かした。「水面下で大事な話し合いを行っている。何らかの役割でクラブのために仕事をするかどうか、これから決めることになる」と話している。
「もし復帰するとすれば形だけのことではなく、再び世界最高のクラブになれるようにするためだ。私は選手としてこのクラブの成功のために全てを尽くした。どういう役割になるかは分からないが、同じようにするつもりだ」とエブラ氏は古巣復帰への意欲を示した。
ユナイテッドはエブラ氏も在籍していた2012/13シーズンを最後にプレミアリーグ優勝から遠ざかっている。名門復活に向けてかつての中心選手の一人が帰還することになるのだろうか。
【了】