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元サッカー選手の認知症率は3.5倍高い? がん等の死亡率は低いという研究結果も

text by 編集部 photo by Getty Images

ジェフ・アストル
ジェフ・アストル氏は脳の損傷で亡くなった【写真:Getty Images】

 ヘディング死に関する新たな研究結果が発表された。21日に英メディア『BBC』が報じている。

 同メディアによると、元サッカー選手が認知症を発症した後に死亡する確率は、一般人の同じ年齢層の人々に比べて3.5倍高いという。2002年に亡くなったジェフ・アストル氏は、現役時代にヘディングし過ぎたために脳の損傷に繋がったとされており、グラスゴー大学の専門家を中心にヘディングが脳に与える影響についての研究は続けられている。

 一方で、神経変性疾患による死亡リスクが高いものの、心臓病や肺がんといった一部のがんなど、他の一般的な病気で死亡する可能性は低いという研究結果も出ている。

【了】

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