デポルティボの柴崎岳【写真:ムツ・カワモリ】
セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)第12節のデポルティボ対マラガ戦が現地時間20日に行われ、アウェイのマラガが2-0で勝利を収めた。デポルティボの日本代表MF柴崎岳は先発出場し、71分に交代するまでプレーしている。
日本代表招集のため前節ラス・パルマス戦を欠場した柴崎は2試合ぶりに復帰。42分に先制点を奪われたデポルティボの反撃に向け攻撃参加も試みたが、後半半ばにベンチに下がった。
地元紙『ラ・ボス・デ・ガリシア』では、デポルティボの各選手に「1」から「4」までの採点をつける中で柴崎には「1」と最低タイの評価をつけた。「またしても見るに耐えない試合。デポルティボのプレーを整える助けが全くできなかった」と酷評している。
一方、『エル・デスマルケ』ではチーム全体に低めの評価を下す中で柴崎は最高タイの「5」。デポルティボ専門メディア『リアソール.org』はチーム内では平均程度となる「2.9」の採点をつけ、「序盤はよく絡み正確性もあったが、打開はできなかった。時間が経つにつれて消えていった。ヘタフェの頃のような姿は依然として見られない」と評している。
2連敗を喫したデポルティボは開幕戦の勝利以来11試合白星なしと低迷が続き、3部降格圏の最下位に沈んでいる。次節は26日にアウェイでのラシン・サンタンデール戦。マラガ戦に続いて再び“最下位攻防戦”となる。
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