レアル・サラゴサの香川真司【写真:ムツ・カワモリ】
セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)第12節のレアル・サラゴサ対ミランデス戦が現地時間20日に行われ、アウェイのミランデスが2-1で勝利を収めた。サラゴサのMF香川真司は先発で出場し、70分までプレーしている。
ミッドウィークのフエンラブラダ戦で交代出場だった香川は先発に復帰したが、得点に絡む活躍はみせられず、2点をリードされたあと途中交代。サラゴサはその後1点を返したが2連敗を喫する結果となった。
現地メディアでは、香川はここ数試合の低調なパフォーマンスを払しょくすることができなかったと評されている。『エル・デスマルケ』では香川の採点は「4」。「日本人選手はまたも輝きのない試合だった。今日は彼に光が灯ることもなく、それがチームのチャンスメークに響いた。2本のシュートはあったが全く危険を感じさせることなく外れた」と寸評が記された。
『スポルト・アラゴン』では採点「5」。「他の試合よりは少し良くなり、より鋭くボールに絡めていた。前にスペースがある時のドリブルは速かった」と一定の評価を与えながらも、「世界的なスーパースターに期待されるレベルよりは依然としてはるかに低い」と評している。
香川のパフォーマンスと歩調を合わせるようにチームも調子を落とし、ここ4試合で3敗。首位カディスを追う2位以下のグループが大混戦となる中で5位に後退している。
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