バイエルン・ミュンヘンのトーマス・ミュラー【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンにとって苦しいリーグ戦序盤となっている。
現地時間19日、ブンデスリーガ第8節が行われバイエルンは敵地でアウグスブルクと対戦し2-2の引き分けに終わった。開始1分に先制されたバイエルンは逆転に成功するも91分に失点し勝ち点3を獲得することが出来なかった。
8節が終わった時点で勝ち点15のバイエルンは過去9年間で一番悪いスタートなってしまった。試合後、主将のマヌエル・ノイアーは「本来であれば6から7ポイント多く取っていなければならない」と現状に不満を持っている。
また公式戦12試合で15失点はユルゲン・クリンスマン氏が監督を務めていた2008/09シーズン以来の多さで、4試合連続2失点は15年前のフェリックス・マガト体制以来の不名誉な記録だ。
チャンピオンズリーグ(CL)ではトッテナムに7-2で勝利するなど2戦2勝と決勝トーナメント進出に向け好発進を切っている一方でリーグでは苦戦しているバイエルン。リーグで不安定な戦いが続くとニコ・コバチ監督の責任問題に発展する可能性もあるかもしれないだけに今後の行方が注目だ。
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