マンチェスター・シティのラヒーム・スターリング【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティは、同クラブに所属するイングランド代表FWラヒーム・スターリングのレアル・マドリーへの移籍を阻むため、“プレミアリーグ最高額”の報酬を提示しての新契約締結を検討しているという。英紙『エクスプレス』が20日付で伝えた。
2015年にリバプールからシティに加入したスターリングはクラブと代表チームの主力として活躍。今季もプレミアリーグ開幕戦でのハットトリックを含めて公式戦12試合で9得点を挙げるなど好調なパフォーマンスを続けている。
その活躍は他クラブからの関心も引きつけ、レアル・マドリーなどが獲得を狙っているとも噂される。英紙によれば、シティはスターリングの引き抜きを阻むため新たな契約を準備しているとのことだ。
スターリングは昨年11月に契約を3年間延長したばかりであり、現在の契約は2023年まで。報酬として週給30万ポンド(約4220万円)を受け取っているとされているが、シティはこの報酬額を1.5倍の週給45万ポンド(約6330万円)まで引き上げる考えだという。年俸に換算すれば約33億円相当となる。
現在のプレミアリーグでは、同じシティのベルギー代表MFケビン・デ・ブルイネが週給35万ポンド(約4930万円)を受け取っているのが最高額だと英紙は伝えている。スターリングがこれを上回ることになるのだろうか。
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