ウェイン・ルーニーと遠藤翼【写真:Getty Images】
MLS(メジャーリーグサッカー)プレーオフ1回戦のトロントFC対DCユナイテッド戦が現地時間19日に行われ、延長戦の末にトロントが5-1の勝利を収めた。DCユナイテッドの元イングランド代表FWウェイン・ルーニーは、この試合でMLSでのキャリアを終えることになった。
ルーニーは来年1月よりイングランド2部(チャンピオンシップ)のダービー・カウンティで選手兼監督を務めることを今年8月に発表していた。DCユナイテッドは今季MLSのイースタン・カンファレンスを5位で終え、プレーオフ進出を果たした。
プレーオフ初戦では同カンファレンス4位のトロントと対戦。前半に先制点したトロントに対し、DCユナイテッドは後半アディショナルタイムの劇的同点ゴールで延長戦に持ち込んだが、延長前半だけで立て続けに4点を奪ったトロントがカンファレンス・セミファイナル進出を決めた。
先発で出場したルーニーは敗色濃厚となった延長前半にベンチに下がった。なお、トロントの日本人FW遠藤翼も先発で出場し、73分に交代するまでプレーしている。
ルーニーは昨年夏にエバートンからDCユナイテッドに移籍し、MLSでは通算48試合に出場して23得点を記録。1月には1年半ぶりにイングランドに帰還し、指導者を兼ねた新たな挑戦をスタートさせることになる。
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