ザルツブルクの南野拓実【写真:Getty Images】
リバプールは、ユニフォーム販売などに向けたアジア市場へのアピールを強めるため、レッドブル・ザルツブルクの日本代表FW南野拓実の獲得を試みる可能性もあるかもしれない。英紙『リバプール・エコー』が19日付で伝えている。
南野は今月2日に行われたチャンピオンズリーグのリバプール戦で、1ゴール1アシストを記録するなど欧州王者を苦しめる活躍をみせた。それ以来、リバプールが南野の獲得を検討しているという噂が一部メディアで報じられてきた。
地元紙は、リバプールの南野獲得に向けた新たな「ヒント」が生じたと伝えた。ユニフォームサプライヤーのニューバランス社から訴えられたリバプールは、法廷での答弁の中で、ナイキ社との新たな契約により極東市場への進出に向けた動きを強めることに意欲を示したという。
「マイケル・エドワーズ(スポーツディレクター)とユルゲン・クロップ(監督)が極東でのユニフォーム販売のために選手を獲得することは想像できない」と『エコー』紙は、この話を直接的に南野の獲得に繋げることは無理があると認めながらも、日本人選手獲得に向けた「小さなヒント」にはなり得ると述べている。
現時点では憶測の域を出ないとしても、南野がリバプールの新戦力候補として引き続き地元メディアから意識されていることは確かなようだ。
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