ロサンゼルス・ギャラクシーのズラタン・イブラヒモビッチ【写真:Getty Images】
MLS(メジャーリーグサッカー)のロサンゼルス・ギャラクシーに所属する元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチの今後の去就に注目が集まっている。イタリアへの復帰や、現役引退なども含めた憶測が各国メディアで伝えられている。
今月3日には38歳の誕生日を迎えたイブラヒモビッチだが、年齢による衰えを感じさせない活躍を続けている。今季MLSではレギュラーシーズン29試合に出場して30ゴールを挙げ、チームのプレーオフ進出に大きく貢献した。
だが、ギャラクシーで今季を終えた後の去就は定かではない。「12月31日まで契約があると思う。それまでは何も考えず契約を遵守する」とイブラヒモビッチはコメントしつつ、ギャラクシー残留も退団も含めてあらゆる可能性を否定はしていない。
ギャラクシーは現地時間20日にプレーオフの試合でミネソタ・ユナイテッドと対戦し、敗れればその時点でシーズン終了となる。英紙『ザ・サン』は、この試合が現役ラストマッチになる可能性について「そうかもしれない」とイブラヒモビッチがコメントしたとして、今週末での引退もあり得ると伝えている。
一方、イタリアメディアではイブラヒモビッチのセリエA復帰の可能性もここのところ盛んに報じられてきた。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』による19日付インタビューでもイブラヒモビッチはイタリア復帰への意欲を示し、「今でもセリエAで20ゴールくらい決められる」と豪語している。
イタリアに復帰するとすれば、インテルやフィオレンティーナが移籍先の候補になるとも噂されている。だがフィオレンティーナのダニエレ・プラデSD(スポーツディレクター)は「我々のプランには含まれない」と獲得の可能性を否定している。
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