横浜F・マリノスが湘南ベルマーレに勝利【写真:Getty Images】
明治安田生命J1リーグ第29節の試合が19日に各地で開催されている。4試合が14時からのキックオフで行われた。
優勝争いに残りたい3位の横浜F・マリノスは、監督交代などによる騒動の中で2試合連続の大敗を喫していた湘南ベルマーレとホームで対戦。39分には仲川輝人の左足シュートで先制点を奪い、前半を1点リードで折り返した。
52分にはゴール正面での直接FKからマテウスが壁の上を越えて鋭く落ちるシュートを決めて移籍後初ゴール。68分には遠藤渓太が倒されて得たPKから、マルコス・ジュニオールが得点ランク単独首位に立つ14点目を蹴り込んだ。
終了間際には山﨑凌吾のゴールで湘南が1点を返したが、横浜FMが3-1で勝利。残り5試合となった段階で、首位の鹿島アントラーズと2位のFC東京を横浜FMが1ポイント差で追う三つ巴の首位争いとなっている。
ガンバ大阪対川崎フロンターレ戦は前半5分、クロスバーに当たったボールを渡邉千真が押し込んでG大阪が先制。川崎Fは後半に大島僚太とレアンドロ・ダミアンのゴールで逆転したが、倉田秋のゴールで再びG大阪が追いつき、2-2のドローに持ち込んだ。
ホームにサンフレッチェ広島を迎えた清水エスパルスは31分、ドウグラスが古巣相手にFKから先制ゴール。だが後半に川辺駿とドウグラス・ヴィエイラのゴールで逆転した広島が2-1の勝利を収めた。2連勝の広島は川崎Fを上回り4位に順位を上げている。
ともに残留争いから抜け出したい名古屋グランパスとベガルタ仙台の下位対決は、前半7分に平岡康裕のゴールで仙台が先制する。85分にもハモン・ロペスがPKで追加点を奪い、2-0で仙台に軍配が上がった。
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