マジョルカとの久保建英【写真:Getty Images】
リーガエスパニョーラ第9節のマジョルカ対レアル・マドリー戦が現地時間19日に行われる。マドリーのジネディーヌ・ジダン監督が、試合前日の会見でマジョルカの日本代表MF久保建英についてコメントしている。スペイン紙『マルカ』などが伝えた。
久保は今季加入したマドリーからレンタルの形でマジョルカに移籍。マドリーに残った場合はトップチームで出場機会を得ることは困難な状況だったが、マジョルカではデビューから6試合連続で出場を果たしている。
「彼にとって良いことは、出場できているということだ」とジダン監督もその点についてコメント。「私も嬉しく思っている。彼の(レンタルの)決断を尊重しなければならない。今のチームで彼のやっていることに満足している」とマジョルカでの久保の現状についての印象を述べた。
選手が他クラブへレンタル移籍する場合、いわゆる“恐怖条項”と呼ばれる契約条項により保有元クラブと対戦する試合への出場が禁じられるケースも多いが、久保の契約にその条項は設定されていない。日本代表の試合による長旅からクラブに戻った直後という状況ではあるが、コンディションと監督の判断次第ではマドリー戦にも出場することは可能となる。
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