後藤優介【写真:Getty Images】
【浦和レッズ 0-1 大分トリニータ 明治安田生命J1リーグ第29節】
明治安田生命J1リーグ第29節、浦和レッズ対大分トリニータが18日に行われた。試合は1-0で大分が勝利を収めている。
現在10位の浦和はワントップに興梠慎三、2シャドーに長澤和輝と武藤雄樹を先発に起用した。大分は後藤優介をワントップ、小林成豪と小塚和季がシャドーに入る。
ホームの浦和は、中々大分の守備を崩すことができない。大分は前半に松本のポスト直撃となるシュートなど決定機があったが、生かすことができず。前半は0-0で折り返した。
54分、浦和にアクシデントが襲う。大分の岩田と競り合った武藤が肩を負傷。そのままピッチに倒れ込み、ファブリシオとの交代を余儀なくされた。さらに、長澤に代え杉本を投入し、浦和は1点を狙いに行く。
だが、大分にチャンスが訪れる。81分、左サイドからワンツーで抜け出した三平がペナルティエリア手前までドリブルで侵入し、カットインから右足でシュート。これはわずかにゴール左に外れた。
試合終了間際の90分、カウンターからファブリシオが強引に持ち込みGKとの1対1となるが、GK高木駿の好セーブに阻まれた。このまま試合終了かと思われたが、最後にドラマが待っていた。後半AT、浦和の猛攻を凌いだ大分がカウンターを発動。左サイドで三竿 雄斗がクロスを送ると、後藤がヘディングシュートを叩き込み、大分が土壇場で均衡を破った。
これで試合は終了し、大分が1-0の劇的勝利を飾った。勝利した大分は3試合ぶりの勝利。敗れた浦和は連勝を逃した。
【得点者】
90+3分 0-1 後藤 優介(大分トリニータ)
【了】