ポルトに所属する日本代表MF中島翔哉【写真:Getty Images】
国際Aマッチウィーク中、各国代表に15選手を派遣していたポルトに、全選手が帰還した。19日にはタッサ・デ・ポルトガル(ポルトガルカップ)の3回戦で3部のコインブロエスと対戦予定だ。
全員が揃っての練習は17日と18日しかできない状況だが、日本代表から戻ったMF中島翔哉にはコインブロエス戦で先発出場の可能性がある。ポルトガル紙『レコード』が伝えた。
格下相手ということ、さらに翌週24日にはヨーロッパリーグのレンジャース戦が控えている状況で、ポルトはコインブロエス戦で多くの主力を温存するのではという見方もある。例えば17日から再合流したコロンビア代表MFマテウス・ウリベは19日の試合を欠場することが濃厚だ。
だが、ウリベは主力中の主力。彼のような立場を確立できていない選手は、コインブロエス戦でアピールの機会を与えられるかもしれない。そのポジションの1つは、中島とコロンビア代表FWルイス・ディアスが争う左サイドだ。
ともに17日からチームに合流した2人のうちどちらかが、コインブロエス戦に先発起用されると『レコード』紙は予想している。ここでのアピール次第で今後の出場時間にも影響が出てくるかもしれない。
なお、代表戦での出場時間は中島が2試合で153分、ルイス・ディアスは2試合とも途中出場で合計60分だった。また後者が招集されたコロンビア代表はスペインとフランスで親善試合を戦ったため、日本とタジキスタンを経由した中島との移動距離なども考慮すると、ルイス・ディアスにコンディション面での大きなアドバンテージがあると言えそうだ。
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