エルネスト・バルベルデ監督【写真:Getty Images】
バルセロナを率いるエルネスト・バルベルデ監督が、“クラシコ”の敵地開催に反対する姿勢を見せた。17日に英メディア『BBC』が報じている。
リーガエスパニョーラ第10節、バルセロナ対レアル・マドリーの試合が現地時間26日に行われるが、バルセロナではカタルーニャ独立派によるデモ活動が活性化しているため、観客や選手たちの安全が脅かされる可能性があった。そのため、ラ・リーガは開催する場所をカンプ・ノウ(バルセロナのスタジアム)からベルナベウ(マドリーのスタジアム)に変更する案を両クラブに提示している。
だが、バルベルデ監督は「通常の状況であれば、我々はホームでプレーする。しかし、彼らは特定の異なる状況を想定しており、平和でない可能性があることも理解している。ただ、我々は自分たちのグラウンドで試合することを望んでいる。それが我々のやりたいことだ。“クラシコ”がベルナベウで開催されることは想定していない。スケジュールを尊重したいと思う。まだ9日もあるんだ」と語り、ベルナベウ開催に反対の姿勢を見せた。こういった状況もあり、開催地変更ではなく、試合が延期される可能性が高くなっている。
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