バルセロナのアンス・ファティ【写真:Getty Images】
伊紙『トゥットスポルト』が主催し、欧州最高の若手選手を選出する「ゴールデンボーイ」2019年版の受賞者決定が迫りつつある。15日には20名の候補が発表された。
ゴールデンボーイ賞は欧州でプレーする20歳以下の選手たちを対象とし、各国メディアのジャーナリストで構成される審査員およびユーザーの投票により受賞者が決定される。今年6月に100人の候補が発表され、そこから段階的に候補者数が絞られてきた。
20人の候補に残ったのは、その多くが欧州トップリーグですでに活躍を見せている選手たちや、有望な若手としてセンセーションを巻き起こしている選手たち。まだ若いがサッカー界で広く知られるようになった選手らが名を連ねている。
バルセロナのU-21スペイン代表FWアンス・ファティは最年少の16歳で20人の候補入り。昨年の受賞者であるユベントスのオランダ代表DFマタイス・デリフトも残った。バレンシアの韓国代表MFイ・ガンインはアジア国籍の選手として唯一候補に含まれている。
『トゥットスポルト』では、「候補ナンバー1はジョアン・フェリックス」と最有力候補を名指ししている。ポルトガル代表で「クリスティアーノ・ロナウドの後継者」と目されるフェリックスは、今季から加入したアトレティコ・マドリーでも期待通りの活躍を見せている。
最終的な受賞者は12月16日に発表される予定。20人の候補に残った選手たちは以下の通り(括弧内は国籍/所属クラブ)。
マタイス・デリフト(オランダ/ユベントス)
アルフォンソ・デイビス(カナダ/バイエルン・ミュンヘン)
ジャンルイジ・ドンナルンマ(イタリア/ミラン)
アンス・ファティ(スペイン/バルセロナ)
フィル・フォデン(イングランド/マンチェスター・シティ)
マッテオ・ゲンドゥージ(フランス/アーセナル)
アーリング・ブラウト・ハーランド(ノルウェー/ザルツブルク)
カイ・ハフェルツ(ドイツ/レバークーゼン)
ジョアン・フェリックス(ポルトガル/アトレティコ・マドリー)
デヤン・ヨベリッチ(セルビア/フランクフルト)
モイーズ・キーン(イタリア/エバートン)
イ・ガンイン(韓国/バレンシア)
アンドリー・ルニン(ウクライナ/バジャドリー)
ドニエル・マレン(オランダ/PSV)
メイソン・マウント(イングランド/チェルシー)
ロドリゴ・ゴエス(ブラジル/レアル・マドリー)
ジェイドン・サンチョ(イングランド/ボルシア・ドルトムント)
フェラン・トーレス(スペイン/バレンシア)
ヴィニシウス・ジュニオール(ブラジル/レアル・マドリー)
ニコロ・ザニオーロ(イタリア/ローマ)
【了】