ウエスカの岡崎慎司【写真:ムツ・カワモリ】
今季からスペイン2部のウエスカに加入し、大型補強として強く期待されているFW岡崎慎司だが、ここまでゴール数は1点のみ。地元メディア『スポルト・アラゴン』は、岡崎を含むFW陣の得点力不足を批判している。
ウエスカは現在セグンダ・ディビシオンで昇格プレーオフ圏内の4位に位置しているが、11試合を終えての得点数は10点。1試合平均1得点を下回り、全22チーム中でも少ない方から3番目タイのゴール数にとどまっている。
その得点力不足の責任はFW陣にあると地元メディアは指摘。岡崎とクリスト・ゴンサレス、ダニ・エスクリチェの3人のストライカー陣で「合計1得点」という数字を挙げ、「失われた“9番”求む」と題する記事を15日付で掲載した。
岡崎は第8節のジローナ戦で決勝点となる見事なボレーを決めたが、8試合の出場でその1点のみという現状は「刀を持たないサムライ」と表現されている。一方、クリストとエスクリチェの2人はそれぞれ6試合に出場してまだ得点がない。
岡崎については、「先発で出場すれば相手ディフェンスの注目を引きつけ、味方にスペースが生まれる」と得点以外の面での貢献にも言及。だが「クリスト、エスクリチェ、岡崎はウエスカで先発の座を望むなら今以上に頑張るべきだ」とFW陣全体にパフォーマンス向上を求めている。
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