タイロン・ミングス【写真:Getty Images】
EURO2020予選グループリーグA組、ブルガリア代表対イングランド代表の試合が現地時間14日に行われた。試合はイングランド代表が6-0の勝利を収めた。この試合でイングランド代表FWラヒーム・スターリングなどに対しての人種差別行為が問題視されている。
最初に試合が中断されたのは28分頃だった。その後、スタジアム内のアナウンスで人種差別行為を止めるよう警告があった後に試合再開されたが、43分にも同じように人種差別行為を意図するチャントが歌われたという。
この試合でイングランド代表デビューとなったDFタイロン・ミングスが、試合後のインタビューに応じた。英メディア『ミラー』が現地時間の15日に伝えている。
ミングスは人種差別行為について「ウォームアップのために違うサイドに行く前にもそれが聞こえた。それから、我々がウォームアップ後にそれについて話した。それについてはっきり言うつもりはない。全ての人がそのチャントを聞いたと思うよ。でも、我々は一緒に立ち向かい、決断を下した」と話している。
またもサッカー界で人種差別行為が起きてしまった。
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