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日本代表 5年前

【日本代表スタメン案】トップ下・久保建英で新たな可能性を。タジキスタン戦のイレブンをFチャン編集部が厳選

日本代表は15日、2022年カタールワールドカップ・アジア2次予選の第2戦でタジキスタン代表と対戦する。10日に行われたモンゴル代表戦では6-0と大勝を収めた日本代表。その勢いのまま、アウェイでもしっかりと勝ち点3を奪いたいところだ。酒井宏樹や冨安健洋ら主力に負傷者が出ているのは事実だが、果たして森保ジャパンはどのようなパフォーマンスを見せるだろうか。

text by 編集部

負傷した酒井&冨安の代役は…

日本代表
フットボールチャンネル編集部が提言するタジキスタン戦のスターティングメンバー

 10日に行われた2022年カタールワールドカップ・アジア2次予選の第2節、モンゴル代表戦。前半から攻め続けた日本代表は、MF伊東純也やMF南野拓実らの活躍もあり、埼玉スタジアムで6-0の大勝を収めている。これでアジア2次予選は連勝スタートという結果になった。

 迎える15日、日本代表は舞台をアウェイへと移し、今度はアジア2次予選の第3節でタジキスタン代表と対戦する。対戦相手のタジキスタンとは2011年に行われたブラジルワールドカップ・アジア3次予選でも同組となっていた日本代表だが、その時はホームで8-0、アウェイで4-0といずれも大勝を収めている。ただ、今回のタジキスタン代表はアジア2次予選で日本と同じく連勝スタートを切っており、勢いは十分。慣れないアウェイでの環境を含め、当然ながら森保ジャパンにとって油断は禁物だ。

 そんなタジキスタン代表戦だが、スタメンはモンゴル代表戦から大きな変更はないだろう。ただ、DF酒井宏樹やDF冨安健洋などモンゴル代表戦で負傷した選手もいるため、そこは当然ながら変更を余儀なくされる。今回はそうした点を踏まえ、スタメン案を組んでいきたい。

 GKにはシュミット・ダニエルを推す。慣れないピッチでのボール扱いはどの選手にとっても難しいものとなるが、足下の技術に定評のある同選手ならばそうした問題も的確にクリアできるはず。失点のリスクが最も大きいと思われるセットプレー時でも、長身を誇るシュミットがいればより安定感は増すはずだ。

 最終ラインはモンゴル代表戦に引き続き4枚。左には長友佑都、CBの一角には吉田麻也だ。そして負傷した冨安の代役に推したいのは植田直通。畠中槙之輔や板倉滉もCBを務めることができるが、この中で吉田とコンビを組んだことがあるのは植田だけだ。そうした経験や対人戦の強さなどを考えても、同選手を起用する意味はあるはずだ。

 また、モンゴル戦で途中交代となった酒井宏樹の代役には安西幸輝を推す。モンゴル代表戦でも右サイドバックとしてプレーした同選手は、アグレッシブな姿勢を貫き最後まで攻撃に厚みを加えていた。所属するポルティモネンセでも右サイドバックとして経験を積んでいるため、ここでスタートから起用してみても面白いのではないか。

南野拓実の1トップを推す

 中盤底2枚の位置には柴崎岳と遠藤航を推す。この2人はモンゴル代表戦でもコンビを組んだが、お互いに安定感あるプレーを披露していた。

 柴崎は森保ジャパンの中で絶対的存在として活躍しており、外す理由は見当たらない。遠藤は日本代表としてモンゴル戦で久しぶりのプレーとなったが、攻守両面で堂々たるパフォーマンスを発揮。セットプレー時にも幾度となく強さを見せており、代表初ゴールもマークした。コンディションの良さは明らかで、引き続きタジキスタン代表戦でも見てみたい選手の一人だ。

 2列目の左には中島翔哉を推す。モンゴル戦では不用意な形でボールを失う場面もあったが、やはり個人での打開力はピカイチで、引いて守りを固めてくる相手にはそのあたりの効果を発揮することができる。タジキスタン戦でも持ち味は活きるはずであり、力を示してもらいたい。

 そして右サイドハーフには伊東純也。モンゴル代表戦では幾度となくサイドを切り裂き、3つのアシストを記録するなどMOM級の輝きを放った背番号14は、やはりタジキスタン戦でも引き続き起用してほしい選手の一人だ。最大の武器であるスピード、そして正確なクロスは今回の対戦相手にも十分通用することは間違いなく、頼もしい存在となってくれるだろう。状態が良い今、伊東を起用しない理由はないのではないだろうか。

 1トップには南野拓実を推したい。モンゴル代表戦では永井謙佑が同ポジションで起用されたが、引いた相手に対して持ち味であるスピードがあまり出せなかった印象が強い。今回対戦するタジキスタン代表も自陣深い位置でブロックを敷いてくることが予想されるが、永井とはまた違ったタイプで、ボックス内外で勝負できる南野を1トップに置いた方がそうした相手には通用するのではないか。所属するザルツブルク、そして森保ジャパンでも好調を維持する同選手がよりゴールに近い位置でプレーできれば、相手にとってはかなり脅威となるはずだ。

 そうなるとトップ下に置きたいのがMF久保建英。モンゴル戦では出場がなかったものの、やはりそのプレーを見てみたい選手の一人である。所属するマジョルカ、そして日本代表でも右サイドハーフでの起用が多い同選手だが、伊東や南野、中島らと中央でどのような連係を見せるのかを確かめるためにも、ここで起用する意味は決して小さくないのではないか。相手の守備ブロックを破壊するゴール前でのアイデアというものも発揮してもらいたい。

【了】

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