ジェームズ・マディソン【写真:Getty Images】
イングランド代表のガレス・サウスゲート監督は、代表離脱後にカジノで目撃されたレスター・シティのMFジェームズ・マディソンの行動に苦言を呈した。英『BBC』など複数メディアが伝えている。
マディソンはEURO2020予選のチェコ戦、ブルガリア戦に向けたイングランド代表に招集されたが、病気を理由にチームを離脱。その後、代表チームがチェコとの試合を行った11日夜にカジノにいる姿が英メディアのカメラに捉えられた。
ブルガリア戦前日の会見に臨んだサウスゲート監督は、マディソンの行動についてコメントを求められた。「チームから離れれば、選手が自分の時間をどう使うかは彼ら次第だ」としながらも、代表選手にふさわしくない軽率な行動だったという考えを述べている。
「イングランド代表に呼ばれれば、自分への関心が高まるということをジェームズは学んだと思う。日常生活やプライベートへの関心も高まる。そういうことが付いてくる。注目される立場なんだ」と指揮官は語った。
現在22歳のマディソンは昨季からレスターでレギュラーに定着。今季のチームの好調な戦いにも貢献し、A代表への初招集を受けたところだった。
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