アルゼンチン代表のリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
バルセロナに所属するFWリオネル・メッシは、11月にはアルゼンチン代表復帰を果たすことになりそうだ。リオネル・スカローニ代表監督のコメントをアルゼンチン紙『クラリン』などが伝えている。
メッシは今夏に開催されたコパ・アメリカ2019(南米選手権)の最終戦となった3位決定戦のチリ戦でレッドカードを受けて大会を終えた。さらに審判の判定や大会に対する批判的な発言を行ったことで、南米サッカー連盟(CONMEBOL)により3ヶ月の出場停止処分を科された。
この処分によりメッシは9月と10月の代表戦を欠場。だが昨年のロシアワールドカップ後のように年末まで代表チームから離れることはなく、出場停止処分の明ける11月には復帰するようだ。スカローニ監督は、今回の代表チームに招集していないマンチェスター・シティのFWセルヒオ・アグエロとともに、次回のメンバーに含めることを明言した。
「レオのことは周知の通り、今回来られなかったのは出場停止によるものだ。セルヒオは足の付け根に問題を抱えており、回復のため休ませたいと考えた。次回の2試合には間違いなく2人とも参加するだろう」と指揮官は話している。
メッシ不在のアルゼンチン代表は、現地時間9日にアウェイでドイツ代表と対戦し、2-2で引き分けた。13日にはスペインでエクアドル代表との試合を行う。11月にはブラジル代表およびパラグアイ代表との対戦が予定されている。
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