デイビッド・ベッカム氏【写真:Getty Images】
元イングランド代表のデイビッド・ベッカム氏が代理人業界での活動を開始し、パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペをクライアントとすることを画策しているという。英紙『デイリー・メール』などが伝えた。
アメリカの新クラブであるインテル・マイアミの共同オーナーを務め、来年のMLS(メジャーリーグサッカー)新規参入に向けた準備を進めているベッカム氏。一方で代理人業界にも進出し、先月には自身の新会社「フットワーク・マネジメント・リミテッド」の登記を行った。
そのマネジメント会社のクライアント候補として、ベッカム氏は自身の現役時代の古巣であるPSGの若きスターに狙いを定めているとのこと。昨季のリーグアン得点王でもあるムバッペとの代理人契約に向け、すでに数回の接触を行っている模様だと英紙は伝えている。
ムバッペにはレアル・マドリーやバルセロナなどが獲得への関心を示していることが繰り返し取りざたされている。ベッカム氏の会社がマネジメントを担当することになったとすれば、同氏のもうひとつの古巣であるマドリーへの移籍に向けた後押しとなる可能性もあるかもしれない。
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