マラガ【写真:Getty Images】
スペイン2部のマラガは、選手の不足を理由に今週末の試合の延期を要請していたが、スペインサッカー連盟(RFEF)の競技委員会は試合を予定通り開催することを11日に発表した。
マラガは現地時間13日に行われるセグンダ・ディビシオン第11節の試合でカディスと対戦する。この試合に向けて起用できる選手が11人しかいないとして、マラガは延期を要請していた。
今夏にはFW岡崎慎司(現ウエスカ)が加入しながらもサラリーキャップ超過のため選手登録ができず退団を余儀なくされるなど、経営面に問題を抱えているマラガ。トップチームの選手数はもともと不足しており、下部組織所属の選手らを加えてメンバーをやりくりしている。
今節は代表ウィークだが、スペイン2部では通常通りリーグ戦が開催される。マラガは数人の選手が各国代表や年代別代表に招集されたことに加え、負傷や出場停止の選手もいることからメンバーが不足している。
試合開催の決定が下されたことで、マラガはカディス戦に向けた招集メンバーを発表したが、トップチーム10人と下部組織所属6人の計16人のみ。ベンチ入り可能な最大人数の18人には届いていない。
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