ポール・ポグバ(左)とクリスティアン・エリクセン(右)【写真:Getty Images】
リーガ・エスパニョーラのレアル・マドリーを率いるジネディーヌ・ジダン監督とクラブのフロレンティーノ・ペレス会長が、トッテナムに所属するMFクリスティアン・エリクセンとマンチェスター・ユナイテッドに所属するMFポール・ポグバの獲得を巡って、対立しているようだ。英メディア『ミラー』などが現地時間の11日に報じた。
レアルは今夏、ポグバとエリクセンの獲得を狙っていたが、結局どちらも獲得することはなく、今夏の移籍市場は閉まった。だが、両選手の移籍は既定路線となっていて、どちらにもレアル移籍が噂されている。
今季限りでトッテナムとの契約が切れるエリクセンは契約更新する気が無く、トッテナム側は今冬の放出を検討しているという。比較的安価でエリクセンを獲得できるとあって、ペレス会長は今冬に同選手を獲得したいと考えているようだ。だが、今冬にレアルが同選手を獲得する場合、獲得時にかかるボーナスが障害となると同メディアが報じている。
一方、ジダン監督はポグバを第一ターゲットに考えており、ペレス会長と意見が食い違う。ポグバ獲得には、1億5000万ポンド(約202億円)と巨額な資金が必要となるため、ペレス会長が獲得に難色を示している。
中盤の補強に失敗したレアルの決断に注目が集まる。
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