バイエルン・ミュンヘンのトーマス・ミュラー【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンの元ドイツ代表FWトーマス・ミュラーは、ユース時代から19年間過ごしてきたクラブを来年1月にも離れることを考え始めているという。独紙『ビルト』が伝えている。
ミュラーは10歳の頃バイエルン下部組織に入団し、2008年にトップチームにデビュー。長年にわたって中心選手として活躍し、8回のブンデスリーガ優勝や2013年チャンピオンズリーグ(CL)優勝など数多くのタイトル獲得に貢献してきた。先月にはCLでのクラブ史上最多試合出場も達成している。
だが今季はブンデスリーガでここまで7試合を終えて先発は3回のみ。CLではグループリーグ第2節までにわずか7分間の出場にとどまっており、公式戦5試合連続でスタメンから外れている。こういった状況の中、1月に他クラブへ移籍することも考え始めたとされている。
ミュラーはバイエルンとの現在の契約を2021年まで残している。バイエルンでプレーを続けることを考えていたが、先週末のホッフェンハイム戦でも先発から外れたことで移籍を意識し始めたという。
過去にはマンチェスター・ユナイテッドやリバプール、アーセナル、インテルなどがミュラーの獲得を試みたと報じられている。このままの状況が続けば、冬の移籍市場で去就が注目されることになるかもしれない。
【了】