リオネル・メッシとネイマール【写真:Getty Images】
バルセロナのFWリオネル・メッシは、パリ・サンジェルマン(PSG)のFWネイマールの復帰を望んでいたことを認めつつ、ネイマールが宿敵レアル・マドリーに移籍する可能性も考えたと語った。カタルーニャラジオ『RAC1』がインタビューを伝えている。
メッシとともにバルサ攻撃陣で活躍していたネイマールは、2017年夏にサッカー界史上最高額の移籍金でPSGへ移籍。今夏の移籍市場ではバルサ復帰やマドリー移籍への動きが盛んに取りざたされたが、どちらも実現することはなく移籍市場の終了を迎えた。
メッシはFWアントワーヌ・グリーズマンのバルサ加入を望んでいなかったとも噂されたが、「それは嘘だ。トップレベルの選手たちはいつでも歓迎だ」と主張。「同じ理由で、ネイマールも戻ってきてほしいと思っていた。世界最高の選手の一人だ」と続けている。
「彼がいれば全てを勝ち取れるチャンスは高まる。どういうふうに出ていったかとか、ソシオの意見とか、色々と別のことに目が向けられたのも理解できるけど、スポーツ面では僕としてはぜひとも戻ってきてほしかった」とメッシは語った。
一方で、ネイマールと敵として戦うことになる可能性も考えたようだ。「もし戻ってこないとすれば、マドリーに行くことになると考えていた。彼は変化を強く望んでいて、(PSGから)出ていきたいという思いが強かった。(マドリー会長の)フロレンティーノ(・ペレス)が何か手を打つと思っていた」
さらにメッシは「来年また何かがある可能性は否定しない。マドリーもバルサもね」とコメント。ネイマールにバルサ復帰やマドリー移籍の動きが再浮上することを予想している。
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