アーセン・ヴェンゲル氏【写真:Getty Images】
アーセナル監督を退任して現在フリーとなっているアーセン・ヴェンゲル氏は、フランス1部のリヨンの監督に就任する可能性もあるとみられている。仏紙『ル・パリジャン』などが伝えた。
昨季までリーグアンで21年連続5位以内と安定した好成績を残してきたリヨンだが、今季は9試合を終えた時点で2勝3分け4敗の14位と低迷。今季から就任していたシウビーニョ監督は7日に解任が発表された。
フランスなどのメディアでは後任監督候補として様々な名前が挙げられている。『パリジャン』は、リヨンは「フランス語を話せる監督を望んでいる」として、ローラン・ブラン氏やヴェンゲル氏、レミ・ガルド氏、チアゴ・モッタ氏らを候補に挙げた。
米メディア『ESPN FC』によれば、ヴェンゲル氏はリヨンの監督就任に関心を示しているとのこと。国際サッカー連盟(FIFA)の技術委員就任も大筋で合意していたヴェンゲル氏だが、クラブ監督としての現場復帰を望んでいるとみられている。
だが同メディアは、最有力候補はブラン氏であるとも伝えている。過去にフランス代表やパリ・サンジェルマン監督も務めた同氏は、就任に向けてリヨンとの交渉が予定されているとのことだ。
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